色々と、見たいもの体感したいものがありますが、
いま、絵が描かれてゆくところを見たい、と思って、
ぱっ と新幹線に乗って 名古屋へ。
名古屋テレビ塔で行われた、ミロコマチコさん 青葉市子さん mi’ndyさんの
「カイツブリがはこぶもの 星々編」
ミロコさんの、描くようす。見られてよかった。
森から彗星が飛び出し、羽ばたいて、蝶が生まれた。
ビニールに描かれてゆくので、終始、
シャリシャリ、パリパリ、ピリピリ、
という音が鳴り、
触れるとたわむので、絵がうごめき続けていた。
筆と手と全身で楽しんでおられる様子、
こちらも一緒になって遊んでいるような心地に。
佇む市子さんの歌の、言葉との戯れ。
そしてmi’ndyさんの、星のような衣装が、
夜空にゆっくりと静かに舞い上がってゆく。
とても美しいできごとでした。
人の それぞれの瞬きは、
重なったり 離れたり、
手の中にあったり、
遠くにあったりするもの
だなあ。と改めて思いました。
そういうことを確かめられるきっかけになって、嬉しかったです。
ありがとうございました。