菅間一徳さん・権頭真由さんのデュオが、新たな作品「 土と、白の色彩 」を発表されました。
前作「waterside」を発表された2017年の冬に、私は二人と貴重な共演をさせていただきました。
この度、新作をたずさえて、また色々な街へ行かれますが、ありがたいことに、再び京都で、ご一緒いたします。
菅間さんの、ひとつひとつ丁寧に考えて言葉を選ぶ、じっくりと話す素直な様子は、当然のようにギターの音色にも表れます。それに呼応する真由さんの、大自然のようなピアノの音色の奇跡。菅間さんは、真由さんのピアノの音色を「音が、喜んで、真由さんに、駆け寄ってくるよう」と、しずかに微笑んで話して演奏してくれたことが、私は、本当に嬉しかったです。
繊細な変化に富み、雄大で、慎ましく、豊かな音楽。とても特別なことです。
新しい作品がまたたくさんの方のもとへ届くことが、私もとても嬉しく、楽しみです。
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『 土と、白の色彩 』
菅間一徳 classical , 12 strings guitar
権頭真由 piano
前作 『 waterside 』 から2年
あの時 訪れた街を辿ります。
作品の季節が巡ったことを思いながら
変わらないこと
思い返す景色を、小さな音のままに
弾いてゆけたらと思います。
何処かで
私たちの小さな音を聴きに来てくだされば幸いです。
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live information
日時
2019年5月17日(金)
18:30 オープン / 19:00 スタート
出演
菅間一徳&権頭真由
西森千明
ごはん
空想 – sky and water –
(お野菜中心の、素朴で味わい深いお食事を作ってくださる空想さんのお食事をお楽しみ頂きながら、お過ごしいただけます。別料金です。)
会場
Bonjour!現代文明(website)
京都府京都市中京区新烏丸通竹屋町上る東椹木町121
チケット
2,500円
ご予約・お問い合わせ
お名前、日にち、会場、人数 を明記の上、 info@sewing-chair.com (菅間さん)までメールをお送りください。
出演者プロフィール
菅間一徳
classical, 12 strings guitar
幼少より母のミシン音とともに流れる simon & garfunkel を聴き育つ。その美しさ、旋律が確かに描いた景色に、すいこまれるように10歳の頃ギターをはじめる。ソロを中心に「sui sai」、他あらゆる領域の表現との共演をおこなう。岩を縫って流れる水のように—–そんなふうに弾きだされる音像の数々が自らが、いつか母のミシンの向こうに見た景色のようであればと願っている。
権頭真由
アコーディオン、ピアノ、うた。東京生まれ。音楽を通して世界と対話し、あらゆる美しさに花を添える。「表現(Hyogen)」、「3日満月」、「momo椿*」などで作曲、演奏活動を行う他、インバル・ピント&アブシャロム・ポラックダンスカンパニー作品『WALLFLOWER』などの舞台音楽、映画音楽などの分野でも活躍。国際的なコラボレーションも多い。子どもたちと作る音楽サーカス「音のてらこや」を主催。
試聴
【 kazunori sugama , mayu gonto 】
“土と、白の色彩”
『waterside』に収録の大好きな曲。一番最後に現れるお二人が、菅間一徳さんと権頭真由さん。
“you are my waltz”